ここでは、トルコの伝統的なお菓子「ロクム(lokum)」についてご紹介。
カラフルな見た目が特徴の、立方体の小さなお菓子。
上のトップ画像では手前に盛られているのが「ロクム」です。
「ロクム」の概要や歴史、販売店などをまとめました。
目次
トルコの伝統的なお菓子「ロクム(lokum)」とは
トルコの伝統的なお菓子「ロクム(lokum)」は、砂糖とデンプンをベースに、ピスタチオやヘーゼルナッツなどを加えて作られます。
食感はやわらかく、弾力があるのが特徴。和菓子の〝ゆべし〟に似ていると言われることがよくあります。
ロクムにはいろいろなフレーバーがあり、定番のものだと、ローズウォーターやマスティック(檜(ひのき)に似た香り)、ベルガモットオレンジ、レモンなどで味付けされます。
また歯にくっつくのを防止するため、表面はコプラやアイシングシュガーなどでコーティングされるのが一般的です。
「ロクム(lokum)」は、別名「トルコの喜び(Turkish Delight)」とも呼ばれます。
「ロクム」の歴史
「ロクム」の正確な起源は明らかにされていません。
ただ一説では、1777年にトルコの都市・イスタンブール(旧:コンスタンティノープル)に開業した老舗菓子店「ハジュ・ベキル(Hacı Bekir)」が発祥と言われることがあります。
老舗のトルコ菓子店「ハジュ・ベキル(Hacı Bekir)」が発祥?
「ハジュ・ベキル」は、世界でもっとも有名なトルコ菓子店。
社名でもあるハジュ・ベキル氏が1777年に創業しました。
ロゴに描かれている老人がハジュ・べキル氏です
菓子店「ハジュ・ベキル」は、トルコの前身であるオスマン帝国から高い評価を受け、3世代にわたって宮殿の主要菓子職人に任命されていた歴史があります。
ちなみに、コチラがトルコのイスタンブールにある「ハジュ・ベキル」の店舗の一覧です。
トルコに旅行された際は、ぜひ現地の「ハジュ・ベキル」店に脚を運んでみてください。
ハジュ・ベキルは、トルコの伝統菓子「ハルヴァ」でも有名!
ちなみに、「ハジュ・ベキル」はロクムだけでなく、トルコの伝統菓子「ハルヴァ」でも高い評価を受けています。
「ハルヴァ」にご興味のある方は、ぜひこちらのページも合わせてご覧ください。
カルディや成城石井で買える? 中東の伝統菓子「ハルヴァ」の歴史や食べ方をご紹介!「ロクム」はカルディやamazonで買える?
ここでは、「ロクム(lokum)」の日本での販売状況についてご紹介します。
カルディ
2024年1月時点では、KALDI COFFEE FARM(カルディ コーヒー ファーム)で「ロクム」が販売されているという情報は見つかりませんでした。
少なくとも、公式オンラインストアでは販売されていません。
amazon
日本のamazonでは、トルコ産の「ロクム」が販売されています。
おすすめは、以下2つのブランド。
1.【M&S】ターキッシュデライト ローズ&レモン トルコ産 350g
こちらは、イギリスの大手小売会社「M&S」から展開されているロクム。
流通は安心のイギリス大手会社ですが、産地はトルコ。
フレーバーは人気のローズ&レモンで、世界でもっとも手軽に親しまれているロクムのひとつです。
amazonでは、239個もの評価が入って☆4.2。
こちらから是非チェックしてみてくださいね。
2.【KOSKA】ターキッシュデライト ローズ/ピスタチオ 125g
こちらは、1907年創業のトルコの老舗菓子店「KOSKA」のロクム。
「KOSKA」のロクムは、トルコではお土産菓子として人気で、現地で観光客によく購入されます。
そんな人気のロクムが、amazonでも購入可。
オーソドックスなローズとピスタチオの2つのフレーバーが展開されています。
こちら(↓)よりチェックしてみてくださいね。
また、「KOSKA」からは、4つのフレーバーが楽しめるお得な商品も展開されています。
こちらも、本場トルコの老舗ブランド「KOSKA」から展開されている人気の高いロクム。
ローズ、レモン、オレンジ、ミントの4種類のフレーバーが楽しめます。
〝ターキッシュデライト〟カテゴリでAmazonおすすめにも選出されています。
こちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか?
トルコの伝統的なお菓子「ロクム(ターキッシュディライト)」についてご紹介しました。
2024年1月時点では、カルディでは販売されていませんが、amazonでトルコ産のものを購入できます。
ローズやピスタチオ、レモンなど、ぜひいろいろなフレーバーを食べ比べてみてくださいね。