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カルディや通販で買える?「ギモーヴ」の人気商品やマシュマロとの違い、作り方をご紹介!

フランスのお菓子「ギモーヴ」とは? マシュマロとの違いや作り方、カロリー、人気商品をご紹介!

フランス発祥のお菓子「ギモーヴ」について、マシュマロとの違いや作り方、カロリー、人気商品などをご紹介いたします。

フランスのお菓子「ギモーヴ」とは? マシュマロとどう違う?

ギモーヴとは?

ギモーヴ(Guimove)とは、砂糖、卵白、ゼラチン、水を泡だてて作られたグニャグニャとした弾力のあるフランス発祥のお菓子のこと。

もともとは、薬用植物であるウスベニタチアオイ(英語名:マシュマロ[Marshmallow]/フランス語名:ギモーヴ[Guimauve])の根っこから抽出された樹液で作られた薬用菓子でしたが、現代ではこの製法は使われません。

ギモーヴとマシュマロはどう違う?

円筒形のマシュマロ

ギモーヴとマシュマロは、フランス語か英語かの違いで基本的には同じお菓子を指しますが、呼び方により形に傾向があります。

ギモーヴと呼ばれる場合は立方体のもの、マシュマロと呼ばれるお菓子は円筒形のものが主流です。

これは、下の「ギモーヴの歴史」でご紹介するように、フランスで菱形のものが最初に開発され、その後アメリカで円筒形のものが量産されるようになった経緯が関係していると思われます。




ギモーヴの歴史

ギモーヴ(マシュマロ)のルーツは、古代エジプトにある?

薬用植物のウスベニタチアオイ(マシュマロ/ギモーヴ)(出典:arabiya.d.dooo.jp

最初期のギモーヴは、紀元前2,000年ごろ古代エジプト人により作られたと言われています。

彼らは薬用植物のウスベニタチアオイ(マシュマロ/ギモーヴ)の根の断片を蜂蜜と一緒に煮こみ、歴史上最も古いギモーヴを作りました。

この頃のギモーヴは、咳や喉の痛みをやわらげる薬用効果により、宗教的な意味合いで食されてようです。

19世紀にフランスの菓子職人が現在につながる「ギモーヴ」を完成させた

19世紀半ばに、フランスのとあるキャンディー店のオーナーが、ウスベニタチアオイの樹液と砂糖、水、卵白を泡立ててキャンディーの型に流し、現在のギモーヴの原型を作ったとされています。

ちなみに、このとき販売されたギモーヴは、断面が菱形の棒状だったそうです。

断面が四角形の棒状のギモーヴ(出典:parisbreakfasts.blogspot.com

そして19世紀後半に、いくつかのキャンディーメーカーが新しいギモーヴの開発に乗り出し、ウスベニタチアオイの根からとれる樹液をゼラチンに置き換えることが定着しました。

1892年に日本初のマシュマロ『真珠麿』が発売

1892年に菓子メーカーの風月堂が発売したとされる『真珠麿』が、日本初のマシュマロ(ギモーヴ)とされています。

(※1892年7月6日の朝日新聞・読売新聞にそのニュースが掲載されているそうです)

1948年より円筒形が定着

1948年にアメリカのアレックス・ドゥマックという人が円筒形のマシュマロの押出機を開発し、大量生産を可能にしました。

これにより、現在の円筒形のマシュマロが定着しました。

ドゥマック社の円筒形のマシュマロ[キャンプファイヤー](出典:amazon.co.jp)

アレックス・ドゥマックは、1961年にドゥマック社というマシュマロ・メーカーを設立し、「キャンプファイヤー(Campfire)」や「ロッキーマウンテン・マシュマロ(Rocky Mountain Marshmallows)」などアメリカを代表とするマシュマロブロンドをいくつも手がけています。

amazonでも販売されていますので、マシュマロ(円筒型)の元祖を、以下の「amazonで価格をみる」からぜひチェックしてみてください。




ギモーヴのカロリー

ギモーヴのカロリーは、100gあたり325Kcal程度が一般的です。

一般的なティラミスと同じぐらいのカロリーです。

手土産にも最適!定番人気のフランス流ギモーヴ・4選

円筒形のマシュマロと違い、フランス発祥のギモーヴは立方体のものが主流です。こちらでは、定番人気のフランス流ギーモーブを4つご紹介いたします。

  1. 【アヴランシュ・ゲネー】ギモーヴ
  2. 【カルディ】ル・トン・デ・セリーズ・ギモーヴ
  3. 【ガトー・ド・ボワイヤージュ】フランスのマシュマロ「ギモーヴ」
  4. 【エシレ・メゾン デュ ブール】ギモーヴ・オ・ブール

1.【アヴランシュ・ゲネー】ギモーヴ

【アヴランシュ・ゲネー】ギモーヴ(出典:avranches-guesnay.com

後楽園駅より徒歩3分に位置するアヴランシュ・ゲネーは、フランスで修業した上霜考二シェフによるパティスリー。
看板商品のギモーヴは、「パッションフルーツ&ココナッツ」「フランボワーズ&オレンジフラワーエキス」など全9種。9個入、18個入、25個入の3つのサイズが展開されています。

価格(税抜) 9個入:1,500円/18個入:2,950円/25個入:4,000円

店舗所在地:東京都文京区本郷4丁目17-6

2.【カルディ】ル・トン・デ・セリーズ・ギモーヴ

【カルディ】ル・トン・デ・セリーズ・ギモーヴ(フランボワーズ)(出典:kaldi.co.jp

KALDI COFFEE FARM(カルディ コーヒー ファーム)で販売されているギモーヴ。

フランスからの輸入もので、「フランボワーズ」「ピーチアプリコット」「シトロン」などのバリエーションが展開されています。

ただ2024年3時点では、公式オンラインショップでは取り扱いがありません。

お近くのカルディの店頭で探してみてくださいね。

価格(税込) 594円



3.【ガトー・ド・ボワイヤージュ】フランスのマシュマロ「ギモーヴ」

ガトー・ド・ボワイヤージュは、全国に35店舗を構える人気の洋菓子店。テイストは「フランボワーズ」「パッションフルーツ」「シークヮーサー」など全10種類で、サイズは5個入と10個入の2つが展開されています。

amazonでも販売されていますので、チェックしてみてくださいね。

価格(税込) 5個入:648円/10個入:1,296円

4.【エシレ・メゾン デュ ブール】ギモーヴ・オ・ブール

エシレ・メゾン デュ ブールは、世界初のエシレバター専門店。2009年に日本第一号店が東京・丸の内ブリックスクエアに誕生しました。
展開されているギモーヴは、エシレバターを原材料の30%も使用した独創的なもの。口いっぱいに広がる濃厚なバターの風味を楽しめます。

こちらもamazonで販売されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

価格(税込) 10個入:2,300円

店舗所在地:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F




ギモーヴのレシピ・作り方

家庭でできるイチゴ味の簡単なギモーヴの作り方が、下の動画で紹介されています。

以下の材料を用意し、ぜひチャレンジしてみてください。

  • いちご:200g
  • グラニュー糖:160g
  • 水飴:40g
  • 粉ゼラチン:20g
  • 水:50ml
  • レモン果汁:15ml
  • コーンスターチ:少々

https://www.youtube.com/watch?v=fnRAORfZRMc




いかがでしたか?

フランス発祥のギモーヴは、作り方や材料はマシュマロと同じですが、日本ではあまりなじみのない立方体の形が特徴。

とくにパティスリーのものは、ホワイトデーなどのプレゼントなどにも最適です。

ぜひ試してみてくださいね。