香川への到着が深夜になったり、仕事などで夜遅くなって、「夜だけど讃岐うどんが食べられるお店はないかな…」と探している方は少なくないはず。
香川県民にとってうどんは主に昼食べるもので、多くのうどん屋は夕方までに閉店してしまいます。
ただ一方で、なかには日付を超えた深夜まで営業しているうどん屋も、少数ですが実は存在しています。
こちらでは、夜も営業している香川のうどん屋を地元民が厳選し、ランキング形式でご紹介。
参考にしてみてくださいね。
なお、インターネットなどでは販売されていない、絶対に現地で買うべき香川県のお土産を知りたい方は、あわせてこちらの記事をチェックしてみてください。
目次
香川で夜営業のうどん屋はどの辺に密集してる?
深夜営業している香川のうどん屋は、香川県のなかでもっとも中心地とされる、高松市の〝瓦町駅〟から〝片原町駅〟辺りにかけて集中しています。
この辺りは繁華街で、居酒屋や夜の店が多く、また大企業の支店もこの近辺に集中していることなどから、県内ではもっとも深夜まで栄えている街として知られています。
飲んだ後の〝締め〟としてうどんを楽しむ地元民や、ビジネスホテルもたくさんあるので、夜を充実させたい観光客が脚を運びます。
ただ〝コンビニの数よりうどん屋が多い〟とされる香川県でも、夜21時頃を超えた時間まで営業している店は数としてはとても少ないです。
またこれからご紹介するうどん屋も、状況によっては営業時間を変更している可能性があるので、その点はご留意ください。
夜も営業している香川のうどん屋ランキング・6選
1.【~翌3:00】手打ちうどん 鶴丸(高松市古馬場町)
こちらは、深夜3時まで営業している古馬場町のうどん屋。
瓦町駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。
こちらの名物は、『カレー ¥700』や『牛しゃぶカレー ¥950』などカレー出汁の讃岐うどん。
すっきりとした特製カレー出汁と、コシのあるもちもちとした食感の讃岐うどんの相性がとてもよく、飽きずに最後まで楽しむことができます。
出汁がまろやかで口当たりがやさしいため、一般的にイメージされるカレーうどんよりも重すぎず、讃岐うどん特有のコシのある中太麺もするすると啜ることができます。
飲んだ後の締めとしても人気で、瓦町駅では例えば長尾線なら23:00ごろが終電ですから、余裕を持って夜21:00ごろはとくに行列ができることも多いです。
なお、王道の讃岐うどんを楽しみたい方は、『ぶっかけ』や『掛け』なども提供されています。
なお営業時間は、夜20:00〜翌3:00まで。
夜も営業している香川のうどん屋としては、もっとも有名なお店ですので、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 手打ちうどん 鶴丸 |
営業時間 | 夜20:00~翌3:00/日・祝定休 |
所在地 | 香川県高松市古馬場町9-34 |
2.【~翌1:00】饂飩家 五右衛門(高松市古馬場町)
続いては、深夜1:00まで営業している「饂飩家 五右衛門」。
こちらも特製のカレー出汁を使った名物『カレーうどん ¥900』や『黒カレーうどん ¥900』で知られる名店で、上でご紹介した「鶴丸」から徒歩1分の場所にあります。
『カレーうどん』は和風、『黒カレーうどん』は欧風と棲み分けがされていて、ハバネロを加えて辛さを調整したり、肉や天ぷら、生卵などトッピングも充実しています。
『黒カレーうどん』は、〝黒カレー〟と銘打たれているだけあって見た目も味も濃厚◎
弾力のある王道の讃岐うどんに絡めることで、癖になる美味しさを楽しむことができます。
この名物『黒カレーうどん』はお土産用の半生麺が、高松駅や高松空港で販売されているほどの人気ぶりです。
なお営業時間は、夜20:00〜翌日の深夜1:30。
夜の飲み会の締めとして多くの地元民や出張客が利用する名物店に、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 饂飩家 五右衛門 |
営業時間 | 夜20:00~翌1:30/月・日・祝定休 |
所在地 | 香川県高松市古馬場町13-15 AIビル1F |
3.【~翌1:30】讃岐つけ麺 寒川(高松市鍛冶屋町)
続いては、深夜1:30まで営業している「讃岐つけ麺 寒川」。
こちらは、瓦町駅から徒歩10分ほどの場所に位置しています。
香川県のうどん屋としては珍しく、メインは、店名にもある〝つけ麺〟。
夜の飲み会後のシメとして定番のつけ麺ですが、こちらで提供される麺は、他ではなかなか口にすることができない讃岐うどんです。
定番メニューは、『和牛ホルモンのつけ麺 ¥900』や『京鴨とネギのつけ麺 ¥1,100』など。
麺は、讃岐うどんとしてはやや細麺で、もっちりとしていてコシがあります。
夜に営業しているだけあり、通常のうどん屋とは違って豊富な種類のお酒や刺身、ポテトサラダ、なども提供されているので、飲み会の場としてもおすすめ◎
営業時間は、夜18:00〜深夜1:30です。
つけ麺が人気の夜も営業している香川のうどん屋に、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 讃岐つけ麺 寒川 |
営業時間 | 夜18:00~翌1:30/日・月定休 |
所在地 | 香川県高松市鍛冶屋町4-16 SOUGENビル 1F |
4.【~翌2:00】うどん職人 さぬき麺之助(高松市瓦町)
続いては、なんとも趣のある外観のうどん屋「うどん職人 さぬき麺之助」。
瓦町駅から徒歩3分ほどの場所に位置しています。
夜に営業しているだけあり、店内はうどん屋というよりも居酒屋に近い雰囲気で、ビールなどのお酒も楽しむことができます。
メニューも讃岐うどんの定番である『ぶっかけうどん』や『ざるうどん』の他、天ぷらや出汁巻き玉子、出汁豆腐など定番の居酒屋メニューが充実しています。
やさしいイリコ出汁ともちもちとした太麺の、王道の讃岐うどんを楽しむことができます。
夜の飲み会のシメとして利用するのもよし、居酒屋遣いするのもよし◎
夜中2:00まで営業している人気のうどん屋に、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | うどん職人 さぬき麺之助 |
営業時間 | 朝9:00〜14:00/夜17:00~翌2:00 |
所在地 | 香川県高松市瓦町1丁目7−3 |
5.【~夜22:00】川福 本店(高松市大工町)
続いては、アーケードのある商店街にある、夜まで営業しているうどん屋「川福 本店」。
高松市の片原町から瓦町駅にかけての近郊には、南北に走る2本のアーケード付き商店街があります。
ひとつは高松三越の西側から丸亀町グリーン、マルナカ田町店へと続く〝高松中央商店街〟で、もうひとつは、居酒屋が連なる〝高松ライオン通商店街(通称:ライオン通り)〟です。
「川福」は、後者のライオン通りに位置する香川県内でも老舗のうどん屋。
ざるうどん発祥の店ともいわれています。
麺は、一般的な讃岐うどんに比べるとやや細めで、表面はつややかです。
讃岐うどんらしいコシと、なめらかな啜り心地を体感できます。
夜22:00まで営業しているため、飲んだ後に終電で帰る前に立ち寄る地元民もたくさんいます。
由緒ある名店の讃岐うどんを、ぜひ実食してみてくださいね。
店名 | 川福 本店 |
営業時間 | 朝11:00〜14:00/夜18:00~夜22:00(火曜定休) |
所在地 | 香川県高松市大工町2-1 |
6.【~夜23:00】讃岐のこころ(高松市御坊町)
最後も、ライオン通り内にある、讃岐うどんを楽しめるお店。
こちらはうどん屋というよりも、讃岐うどんも楽しめる居酒屋といった方がイメージしやすいかもしれません。
うどんは『かけ ¥500』や『釜玉 ¥600』、名物『氷釜揚 ¥680』などが提供されています。
ちょうど終電の時間帯である夜23:00まで営業されているため、居酒屋として利用し、シメにうどんを頼む常連客も多いです。
『氷釜揚』は、熱々の釜揚げうどんを氷の上に載せて提供されるもので、メリハリのある食感を楽しむことができます。
またうどんの他には、香川県民のソウルフード・骨付鳥も提供されるので、お酒を飲みながら香川県を満喫したい夜に最適です。
ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 讃岐のこころ |
営業時間 | 夜17:50~夜23:00(土曜は0:00まで) |
所在地 | 香川県高松市御坊町10-15 |
おわりに
以上、夜も営業している香川のうどん屋を6店厳選し、ランキング形式でご紹介しました。
名物のカレーうどんを楽しめる『鶴丸』や『五右衛門』や、つけ麺がメインの『寒川』、居酒屋感覚で利用できる『さぬき麺之助』や『讃岐のこころ』など、名店が複数あります。
香川県きっての繁華街である瓦町駅・片原町駅近郊で夜遅くまで営業されているうどん屋を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。