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名店を効率よく回る!地元民が「香川うどんマップ」を本気で考案

名店を効率よく回る!地元民が「香川うどんマップ」を本気で考案

香川県でうどん屋巡りをするなら、名店を効率よく回りたいもの。

こちらでは、地元民が本気で考案した、1日で効率よく讃岐うどんの名店を回れる「香川うどんマップ」をご紹介します。

交通ルートに配慮しつつ、地元民御用達のうどん屋から、変わり種の名物うどんを楽しめるお店、観光ガイドに必ず掲載される全国的な有名店までをとてもバランス良く網羅しています。

半日〜1日で名店を回りたい場合は、〝これ以外にない〟といえるほど徹底的に洗練された「香川うどんマップ」です。

ぜひ参考にしてみてくださいね。


なお、インターネットなどでは販売されていない絶対に現地で買うべき香川県のお土産を知りたい方は、あわせてこちらの記事をチェックしてみてください。


「香川うどんマップ」の概要

6つの名店を効率よく回る「香川うどんマップ」は、『手打ち十段うどん バカ一代(高松市多賀町)』からスタートします。

『手打ち十段うどん バカ一代』は、早朝6:00からオープンしており、高松駅や高松中央IC(高速道路)から自動車で10分程度の場所にありアクセスがとても良いです。

ここから始まり、最後は夕方18:00まで営業している『わら家(高松市屋島中町)』で終了します。

なお、こちらの「香川うどんマップ」を参考にされる方は、はじめに以下の2点に必ずご留意ください

  1. 自動車やオートバイで巡ること
  2. 日曜・祝日は外すこと

香川県は東京や大阪などの都心とは違って車社会で、讃岐うどんの名店も、駅からは離れた自動車でアクセスが良い場所に点在しています。

自動車がない方は、高松駅や高松空港でレンタカーを借りることを強くおすすめします。

また讃岐うどんは、香川県民にとって〝ファストフード〟と呼ぶべき存在で、名店の多くでは地元民のライフスタイルに合わせた営業時間が組まれています。

仕事がある平日の昼食時にうどん屋に行く人が多いので、今回ご紹介する『野口製麺』や『手打麺や 大島』のように、日曜や祝日は営業していない店舗も少なくありません。

土日や祝日休みの方は、多くのうどん屋が営業している土曜日を選択することをおすすめします

以上のことを踏まえた上で、こちらの「香川うどんマップ」を参考にしてくださいね。




「香川うどんマップ」の詳細

1.手打十段うどん バカ一代(高松市多賀町)

『手打十代 うどんバカ一代』の外観(出典:google.com

今回ご紹介する「香川うどんマップ」は、高松市多賀町にある『手打十代 うどんバカ一代』からスタートします。

『手打十代 うどんバカ一代』で押さえておくべきポイントは、

  • 早朝6:00から営業している
  • 名物は「釜バターうどん」

の2つです。

「釜バターうどん」とは、角切りのバターが添えられた讃岐うどんに、生卵を割り入れて召し上がる、香川のうどんのなかでも変わり種の名物。

もちもちとしたコシのある讃岐うどんと豊かな風味の出汁に、濃厚なバターと生卵が加わることで、〝和製カルボナーラ〟とでも呼ぶべき独創的な深い味わいが演出されています。

『手打十代 うどんバカ一代』の名物「釜バターうどん ¥490」(出典:tabelog.com

この名物「釜バターうどん」を求めて、早朝から多くの観光客が店前に列をなします。

ただ行列といっても、セルフのうどん屋で回転率がとても高いため、並んでもせいぜい10〜30分程度。

店内の壁に著名人のサインが所狭しと飾られていることからもわかる通り、全国的に名前の知れた名店で、「香川うどんマップ」では絶対に外すことができません。

壁を埋め尽くす著名人のサイン(出典:tabelog.com

なお、こちらでご紹介する「香川うどんマップ」の2店目が10:00オープンですから、それに合わせて9:30ごろを目安に来訪されることをおすすめします。

朝マックならぬ〝朝うどん〟を、『手打十代 うどんバカ一代』で楽しんでみてくださいね。

店名手打十段 うどんバカ一代
名物釜バターうどん(¥490)
営業時間6:00~18:00
所在地香川県高松市多賀町1-6-7

2.野口製麺(香川県高松市上福岡町)

『野口製麺』の外観(出典:tabelog.com

「香川うどんマップ」の2店舗目は、10:00オープンの『野口製麺』。

1店目の『手打十代 うどんバカ一代』から目と鼻の先にあるこちらの『野口製麺』は、「カレーうどん」に定評のある名店です。

一般的なカレーうどんは、良くも悪くも重たい印象がありますよね…?

一方で『野口製麺』の「カレーうどん」は、カレーのルーと特製のうどん出汁が絶妙な比率で配合されていて、あっさりとした食べ心地です。

讃岐うどん特有のコシのある麺をスルスルと啜ることができ、上質な喉越しと爽やかなカレーの風味を体感できます。

『野口製麺』の「カレーうどん ¥430」(出典:tabelog.com

また、もし「『香川うどんマップ』で6店も回るのに、朝からカレーうどんは厳しいかも…」という方がいれば、定番の「かけうどん」を頼んでみても良いでしょう。

『野口製麺』の麺や出汁は、讃岐うどんのなかでも王道と呼べる食感と美味しさです。

地元民の常連客が多い名店の味を実食してみてくださいね。

店名野口製麺
営業時間10:00~14:00/日・祝日定休
所在地香川県高松市上福岡町1286



3.うどん 一福 国分寺本店(高松市国分寺町)

『うどん 一福 国分寺本店』の外観(出典:tabelog.com

「香川うどんマップ」の3店目は、やや西寄りの場所にある名店『一福』。

こちらは、太麺が主流の讃岐うどんのなかでは珍しく、細身の麺が特徴です。

ただ、麺が細いのにしっかりとコシと粘り気があり、特製のいりこ出汁によく絡んで、讃岐うどんらしい上質な風味と食感を楽しむことができます。

おすすめは、出汁と麺のそのままの味や食感を体感できる「かけうどん」。

『一福』の「かけうどん ¥200」(出典:tabelog.com

また余力がある方は、トッピングに「鶏天」や「海老」を試してみてください。

食べ方は、醤油やソースをかけるのではなく、まずはうどんの出汁(いりこ出汁)をたっぷりと染み込ませます。

麺ばかりが取り沙汰にされやすい香川のうどん屋で、名脇役的な存在といえるのが各うどん屋の天ぷらです。

地元民のなかには、毎回かけうどんを注文し、天ぷらでバリエーションをつける人も少なくありません。

参考にしてみてくださいね。

店名うどん 一福 国分寺本店
営業時間10:00~14:00/土日祝は〜13:00・金曜定休
所在地香川県高松市国分寺町新居169-1

4.手打ち麺や 大島(高松市太田下町)

『手打ち麺や 大島』の外観(出典:tabelog.com

「香川うどんマップ」の4店目は、地元密着型の名店『大島』。

中太の讃岐うどん麺に、あっさりとしたなかにコクを感じさせる出汁…。

超王道の讃岐うどんを楽しむことができます。

香川県民にとってうどんはあくまで日常食で、自炊するものではなくお店に食べに行くものです。

ですから、〝自炊するよりも安い〟というのが地域に根付くための必須条件。

『大島』のうどんは、半玉が¥150・1玉が¥220・2玉が¥300とコストパフォーマンスがとても高く、日中は常連客を中心にひしめき合っています。

『手打ち麺や 大島』のうどん(出典:tabelog.com)

地元密着型の名店枠では、「香川うどんマップ」では絶対に外すことができません。

観光客向けに作り込まれたものではない、本場の讃岐うどんを『大島』で体感してくださいね。

店名手打ち麺や 大島
営業時間10:00~15:00/第1・3・5日曜定休
所在地香川県高松市太田下町3013-1



5.手織りうどん 滝音(木田郡三木町)

『手織りうどん 滝音』の外観(出典:tabelog.com)

「香川うどんマップ」の5店目は、『大島』から車で25分ほどの場所にある『手織りうどん 滝音』。

香川県のなかでも〝東讃とうさん〟と呼ばれるエリアにあるセルフのうどん店で、名物は「まかないぶっかけ」という逸品。

ぶっかけうどん(※出汁を〝ぶっかけ〟て食べるうどん。檸檬と大根おろしが添えられることが一般的。)に、甘辛い牛肉とお揚げ、わかめ、温玉、蒲鉾がふんだんにのせられた贅沢なうどんで、文字通りスタッフのまかない料理がその発祥と推測されます。

『手織りうどん 滝音』の「まかないぶっかけ ¥630」(出典:tabelog.com)

ボリューミーなので、「「香川うどんマップ」の5店舗目で、こんなに食べられない…」という方は「ぶっかけうどん ¥300」を試してみるのもおすすめ。

また『滝音』では、〝温〟〝冷〟に加えて〝そのまま〟という茹で方を選択できるのも特徴です。

これは、一度茹でた麺を熱湯で再度湯掻いたり冷水で締めたりせずに、文字通り〝そのまま〟提供される麺のこと。

麺自体には生温かさがあります。

余計な湯掻き作業を挟まないため、麺そのものを美味しさを楽しむことができます。

東讃地区の名店に、ぜひ脚を運んでみてくださいね。

店名手織りうどん 滝音
名物まかないぶっかけ ¥630
営業時間10:00~15:30(うどん終了次第)/月曜定休
所在地香川県木田郡三木町大字上高岡266-1

6.ざいごうどん本家 わら家(高松市屋島中町)

『ざいごうどん本家 わら家』の外観(出典:google.com

「香川うどんマップ」の最後は、藁葺き屋根と水車で有名な『わら家』。

〝屋島の戦い(源平合戦)〟の舞台として知られる屋島の麓にある古風なうどん屋で、藁葺きの外装はもちろん、内装にも和の趣があります。

『ざいごうどん本家 わら家』の内観(出典:google.com

こちらの名物は、「釜揚げうどん」。

冷水で締める作業を経ずに提供されるうどんで、表面がぬめぬめとしているのが特徴です。

ただし、讃岐うどん特有のコシのある麺で、啜りやすく、独特の喉越しを楽しむことができます。

『わら家』の名物「釜揚げうどん」(出典:google.com

なお上画像のように、人数ぶんが桶で提供されるので、この時代には珍しい取り分ける楽しさも体験できます。

瓢箪型の大きな壺に入ったつゆや木製の桶など、古き良き田舎の雰囲気を味わえるのも魅力◎

なお18:00まで営業されているので、「香川うどんマップ」の他のうどん屋めぐりで多少時間が遅くなっても安心です。

名物「釜揚げうどん」をぜひ試してみてくださいね。

店名ざいごうどん本家 わら家
名物釜揚げうどん
営業時間9:30〜18:00
所在地香川県高松市屋島中町91


おわりに

以上、香川県にある讃岐うどんの名店を半日〜1日で効率よく回りたい方に向け、「香川うどんマップ」をご紹介しました。

地元民が日常的に通う『野口製麺』『福一』『大島』に、一風変わった名物うどんを楽しめる『手打十段うどん バカ一代』『手織りうどん 滝音』、古風な趣と歴史から全国的に有名な『ざいごうどん本家 わら家』…。

讃岐うどんの名店をバランス良く、かつ、最短ルートで楽しみたい方にはこれ以上ない「香川うどんマップ」だと思います。

香川県でうどん屋巡りを計画している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。