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【2024年最新】大自然を楽しむ!「祖谷のかずら橋(徳島県)」の完全ガイド|観光スポット(見所)・お土産・ホテル

大自然を楽しむ!「祖谷のかずら橋(徳島県)」の完全ガイド|見所・観光ルート・ホテル

『祖谷のかずら橋』で有名な徳島県の祖谷いや大歩危おおぼけは、大自然を満喫できる観光スポットとして人気があります。

こちらでは、徳島県の祖谷・大歩危への観光を考えている方に向け、絶対に外せない見所やお土産、ホテル(旅館)を厳選してご紹介

四国近郊から『祖谷のかずら橋』を見るだけなら日帰りでも楽しめますが、祖谷温泉にゆったり浸かったり郷土料理を楽しむなら一泊二日がおすすめです。

ここさえ押さえておけば間違いなし!〟という観光スポットやグルメ、お土産をまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

実は3つある!?「祖谷のかずら橋(徳島県)」とは

「祖谷のかずら橋」とは

最も有名な「祖谷のかずら橋」(長さ45m)

祖谷のかずら橋』とは、徳島県三好市の山々に囲まれた大自然のなかにある吊り橋のこと。

実は、徳島県の祖谷地区にかずら橋は2つ(正確には3つ)あり、最も有名なのがこの『祖谷のかずら橋』です

祖谷のなかでは西の方の西祖谷にしいやという場所に位置しています。

〝シラクチカズラ〟という植物を編んで造られた橋で、長さ45m・幅2m・谷からの高さ14m

歩くたびにゆらゆらと揺れ、橋を渡りながら徳島県の山奥の大自然とスリルを満喫できます。

日本三代奇橋のひとつとして数えられ、重要有形民俗文化財にも選定されています。

「奥祖谷二重かずら橋」とは

奥祖谷二重かずら橋「女橋」(長さ20m)

もうひとつの「奥祖谷二重かずら橋」と呼ばれる橋は、「祖谷のかずら橋」から車で1時間ほどの場所にあります。

この「奥祖谷二重かずら橋」は、〝男橋おばし(長さ42m)〟と〝女橋めばし(長さ20m)〟の2本の橋の総称のこと。

なお、男橋と女橋は20メートルほど離れた場所にあります。

奥祖谷二重かずら橋「男橋」(長さ42m)

こちらもシラクチカズラを編んで造られていて、男橋と女橋の2つに由来して「夫婦橋めおとばし」とも呼ばれます。

「祖谷のかずら橋」と、「奥祖谷二重かずら橋」の男橋・女橋を合わせて3つの橋が、祖谷の観光名所として知られています。

「祖谷のかずら橋(徳島県)」のおすすめ観光スポット(見所)・5選

以下では、『祖谷のかずら橋』がある徳島県の祖谷・大歩危を観光される際に、絶対に外せない見所を5つ厳選してご紹介します

なお、山奥の秘境ですから観光には自動車が必須です。

1.祖谷渓の小便小僧

祖谷渓の小便小僧

まずは、祖谷渓谷の断崖絶壁に設置されている「小便小僧」の銅像。

徳島県の彫刻家である河崎良行氏が1969年に製作したもので、モデルは当時4歳だった河崎氏の息子さんです。

なぜこんな断崖絶壁に設置されているのかというと、当時、祖谷街道の工事に携わっていた作業員や旅人が、現在小便小僧が設置されている場所から度胸試しによく小便をしていたそうで、それが由来とされています

地上まで約200mの断崖にポツン…と設置されているので、ぜひ現地で見つけてみてくださいね。

名称祖谷渓の小便小僧
所在地徳島県三好市池田町松尾

2.祖谷そば『もみじ亭』

祖谷そば『もみじ亭』の外観

続いては、祖谷地区の名物〝祖谷そば〟を満喫できる蕎麦そば屋さん。

祖谷地区では昼と夜の寒暖差が激しことから、古来より米が育ちにくく、代わりに蕎麦を育てるのに適した環境で、蕎麦が主食とされてきました。

祖谷そばは、麺が太く、プツプツと切れやすいのが特徴です。

そんな本家の祖谷そばを楽しめる名店がこちらの『もみじ亭』。

祖谷そば 山かけぶっかけ

上画像のように、祖谷そばに加え、祖谷地区の名物である〝蒟蒻こんにゃく〟と〝岩豆腐いわどうふ〟がセットになっています

画像の「祖谷そば 山かけぶっかけ(¥1,050)」の他、「祖谷そば(¥1,050)」や「ざるそば(¥1,050)」、「天ぷら御前(¥2,100)」なども提供されています(※価格は2022年10月時点)。

かずら橋に観光される際の昼食は、ぜひ祖谷そば『もみじ亭』に立ち寄ってみてくださいね。

名称祖谷そば『もみじ亭』
営業時間11:00〜17:00
所在地徳島県三好市山城町西宇1468-1

3.祖谷のかずら橋(かずら橋夢舞台)

祖谷のかずら橋につながる「かずら橋夢舞台」

続いては、祖谷・大歩危でもっとも有名な観光名所『祖谷のかずら橋』です。

『祖谷のかずら橋』を観光するには、まず「かずら橋夢舞台」というところで自動車を停め、そこから歩いて5分ほどでかずら橋にたどり着きます

なお駐車料金は、普通自動車の場合は1日300〜500円。

駐車料金がもっとも安いのは、下画像の赤丸の駐車場です。
(※ただし、台数制限があるのでご注意ください)

最安(普通自動車:¥300)の駐車場

ここに車を停めて、かずら橋まで歩きます。

下画像の「かずら橋渡り口」と書かれているところから「かずら橋夢舞台」の館内に入ります。

「かずら橋夢舞台」の入口

中には、徳島県や祖谷地区に関するお土産物がずらりと広がっています。

「かずら橋夢舞台」の館内

インターネット通販などでは購入できない、徳島県の稀少なお饅頭『金のしずく』も並んでいます。

徳島県産鳴門金時芋のお饅頭『金のしずく』

お土産物コーナーを抜けて建物の外に出ると、そこからは看板の矢印に沿って坂を下っていきます。

道なりに進んでいくと、数分ほどで『祖谷のかずら橋』の渡り口に続く橋梁が見えてきます。

『祖谷のかずら橋』に続く橋梁

橋梁から『祖谷のかずら橋』を眺めると、とても映えます。

かずら橋の全体像を写真におさめたい方は、ここで撮影するのがおすすめ

橋梁から見える『祖谷のかずら橋』

橋梁を渡って矢印に沿って進んでいくと、料金所と『祖谷のかずら橋』の渡り口にたどり着きます。

料金所・『祖谷のかずら橋』の渡り口

なお、料金は大人¥550・小学生¥350です。

2024年3月時点では、現金に加え、PayPayでの決済にも対応しています。

料金を支払いチケットを受け取ると、いよいよ全長45mの『祖谷のかずら橋』を渡ります。

『祖谷のかずら橋』

足元には、祖谷渓谷が広がっています。

一歩を踏み出すごとに歩行者の体重でグラグラと揺れ、とてもスリリングです…

なお、下画像のように足元の板と板の間隔が空いているため、スマートフォンやカメラを落とさないよう重々お気をつけください。

『祖谷のかずら橋』

42mのスリルと大自然の絶景を楽しんだ後は、道中にある売店で祖谷の名物〝アメゴ(川魚の串焼き)〟や〝でこまわし(味噌田楽)〟を楽しむのも良いでしょう。

「かずら橋夢舞台」⇆『祖谷のかずら橋』の道中にある売店

祖谷地区最大の名所を楽しみ尽くしてくださいね。

名称祖谷のかずら橋(国指定重要有形民俗文化財)
営業時間4月~6月:8:00~18:00
7月・8月:7:30~18:30
9月~3月:8:00~17:00
料金大人:550円
小学生:350円
幼児:無料
所在地徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
名称かずら橋夢舞台(お土産物店)
営業時間9:00〜17:00
所在地徳島県三好市西祖谷山村今久保345-1

4.奥祖谷二重かずら橋(男橋・女橋)

『奥祖谷二重かずら橋』の料金所・入り口

続いては、『祖谷のかずら橋』から車で東に1時間ほど進んだ場所にある『奥祖谷二重かずら橋』。

料金は、大人¥550・小学生¥350円です。

上画像の入り口から階段を下っていくと、すぐに、まずは「男橋おばし(長さ42m)」が見えてきます。

「男橋」の渡り口

「男橋」は、『祖谷のかずら橋』と長さはそう変わりませんが、比べて橋幅が狭く、そのせいか安定感があります。

「男橋」

また、渡っている途中に左側を見ると「女橋」が目に入ります。

「男橋」から見える「女橋」

「男橋」を渡り終えると、すぐ「女橋」への道案内が目につきます。

「女橋」への道案内

「女橋」は、全長20mと「男橋」の1/2以下の長さで、また水面から高さも低いため安心して渡ることができます。

「女橋」

「女橋」は、小ぶりでかわいい橋で、たにからの眺めると風情があります。

「女橋」と祖谷渓

『奥祖谷二重かずら橋』は「男橋」と「女橋」が隣接しているため、橋を渡るだけなら所要時間は約15分ほどです。

『祖谷のかずら橋』から少し距離があるため、日時によっては他の観光客もまばらで、ゆったりと鑑賞することができます。

祖谷に旅行される際は、ぜひ立ち寄りたい〝もうひとつのかずら橋〟です。

名称奥祖谷二重かずら橋(男橋・女橋)
営業時間4月~6月:9:00~17:00
7月・8月:8:00~18:00
9月~11月:9:00~17:00
12月~3月:冬季休業
料金大人:550円
小学生:350円
幼児:無料
所在地徳島県三好市東祖谷菅生620

5.吾橋・雲海展望台

「吾橋・雲海展望台」から見える雲海

最後は、『祖谷のかずら橋』から西に進んだ場所にある、〝雲海〟を見ることができる展望台。

雲海とは、標高の高い場所から見下ろしたときに雲が海のように広がって見える現象のことです。

雲の海に山々が島のように浮かんで見えることから〝雲海〟と呼ばれます。

『祖谷のかずら橋』がある徳島県三好市にはいくつか雲海スポットがありますが、こちらの「吾橋あわし・雲海展望台」が最もおすすめ◎

ただ、この雲海は、気温や湿度など特定の条件がピッタリとはまったときにのみ起こる現象で、「吾橋・雲海展望台」でも常に鑑賞できるわけではありません

上画像を撮影したのは晴れの日の早朝5:30ごろで、太陽が昇るにつれて徐々に消えてしまいます

ですので、〝雲海〟目的で祖谷地区に観光される場合は、『渓谷の隠れ宿 祖谷美人』や『峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか』などの付近のホテルに宿泊し、早朝5:00〜6:00の日が昇る時間帯を目がけて行かれるのがおすすめです。

秘境の自然が生み出す絶景をぜひ楽しんでくださいね。

名称吾橋・雲海展望台
所在地徳島県三好市西祖谷山村上吾橋237

「祖谷のかずら橋(徳島県)」のおすすめのお土産・8選

『祖谷のかずら橋』が位置する祖谷・大歩危地区では、通販では購入できない徳島県の稀少なお饅頭「金のしずく」や、蕎麦粉を使用した「こんにゃく餅」、名物「かずらそば(祖谷そば)」、昔懐かしい「ちぎり草もち」などが定番のお土産として人気があります。

『祖谷のかずら橋』のおすすめのお土産は、こちらの記事にまとめているのでチェックしてみてくださいね。

定番人気の「かずら橋(徳島県)」のお土産・おすすめ8選 【2023年最新】定番人気の「祖谷のかずら橋(徳島県)」のお土産・おすすめ9選(夢舞台・大歩危・三好市・名物)

「祖谷のかずら橋(徳島県)」のおすすめのホテル(旅館)・3選

以下では、口コミやロケーション、アクセスの良さなどから『祖谷のかずら橋』付近でおすすめのホテル(旅館)を3つ厳選してご紹介します。

祖谷・大歩危で宿泊される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか

まずは、口コミ評価がとても高い温泉宿。

楽天トラベルでは、1,389件もの口コミが寄せられて、評価は平均☆4.63です。(※2022年10月時点)

とにかく温泉を満喫したい方におすすめのホテル(旅館)で、貸切風呂や露天風呂、岩盤浴などの設備が充実しています

ロケーションは山々や渓谷に隣接していて、客室からの眺めにも定評があります。

また夕食は、祖谷・大歩危の郷土料理〝そばすべし(※蕎麦粉を使用したとろみのある料理)〟や、鮎やアメゴなどの川魚を楽しむことができます。

なお、『祖谷のかずら橋』まで車で20分『吾橋・雲海展望台』まで車で15分の場所にあり、付近の観光名所へのアクセスも良いです。

口コミでは、

眺望、お部屋、食事、お風呂、アメニティすべて満足でした。

出典:楽天トラベル

この旅館はとにかくお食事に料理長のこだわりが感じられて非常に大満足なのと、露天風呂からの景色が自然を感じられてとてもゆったりできました

出典:楽天トラベル

非常に気持ちよく過ごせました

祖谷渓の渓流の音と木の香りの露天風呂は最高でした

旅の疲れがほぐれました

出典:楽天トラベル

と、景勝や料理、温泉、アメニティなどが総合的に絶賛されています。

「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」の所在地・宿泊料などの詳細は、こちらからチェックしてみてくださいね。

2.新祖谷温泉 ホテルかずら橋

続いては、囲炉裏で郷土料理を楽しめる祖谷のホテル(旅館)。

こちらも口コミ評価がとても高く、楽天トラベルでは平均評価☆4.75です。(※2022年10月時点)

上画像のように、囲炉裏を囲んで祖谷の名物〝でこまわし〟などを楽しむことができます

また、客室によっては客室内に露天風呂が設備されていて、祖谷・大歩危の壮大な自然を満喫しながらゆったりとくつろぐことができます。

なお、他の観光名所へのアクセスにも便利で、『祖谷のかずら橋』まで車で2分『吾橋・雲海展望台』まで車で15分『祖谷渓の小便小僧』まで車で14分の場所に位置しています。

口コミでは、

グループごとに軽くパーティションされた囲炉裏つきのテーブルでいただく夕食は、とても多彩でおいしかったです。

出典:楽天トラベル

今までで3本の指に入るくらい最高でした。

出典:楽天トラベル

清潔感のある素敵な部屋と美味しい料理、お風呂もとても良かったです。

出典:楽天トラベル

と、料理の演出や客室の雰囲気などが好評です。

「新祖谷温泉 ホテルかずら橋」の所在地・宿泊料などの詳細は、こちらからチェックしてみてくださいね。

3.渓谷の隠れ宿 祖谷美人

最後は、客室から祖谷の絶景を満喫できるホテル(旅館)。

こちらも楽天トラベルで人気が高く、評価は平均☆4.72。(※2022年10月時点)

客室によっては、室内に専用囲炉裏や檜造りの露天風呂が付いていて、〝隠れ宿〟の名の通り、プライベートな空間で和の癒しを満喫することができます

客室内から望める祖谷の大自然も魅力◎

なおアクセスは、『祖谷のかずら橋』まで車で3分『吾橋・雲海展望台』まで車で14分の場所に位置しています。

口コミでは、

部屋についている檜造りの露天風呂が何度も入れて、しかも緑豊かな渓谷の流れを望みながらで、快適でした

食事も個室の食事処で囲炉裏を囲んで、祖谷の名物も堪能しました。

特に、鮎の造りとアメゴの塩焼きが最高でした。

出典:楽天トラベル

夕飯も朝食も美味しく 露天風呂付きのお部屋で好きな時にお風呂に入れ のんびり出来ました。

出典:楽天トラベル

と、部屋から見える景色や料理、プライベートな露天風呂などが好評です。

「渓谷の隠れ宿 祖谷美人」の所在地・宿泊料などの詳細は、こちらからチェックしてみてくださいね。




いかがでしたか?

「祖谷のかずら橋」や「奥祖谷二重かずら橋」、「祖谷渓の小便小僧」など定番の観光スポットに加え、徳島県の希少なお饅頭「金のしずく」や、祖谷の郷土料理「祖谷そば(かずらそば)」「でこまわし」「アメゴ」など、祖谷・大歩危を満喫できる情報をまとめてご紹介しました。

なお、四国近郊から旅行される場合は日帰りでも楽しめますが、祖谷の温泉にゆっくり浸かったり、早朝の雲海を鑑賞したい方は、ホテルに宿泊するのがおすすめです。

徳島県が誇る大自然を楽しんでくださいね。