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ジブリ映画「風立ちぬ」に出てくるお菓子『シベリア』とは? 由来やカステラとの違い、登場シーンをご紹介

ジブリ映画「風立ちぬ」に出てくるお菓子『シベリア』とは? 由来やカステラとの違い、登場シーンをご紹介

今回は、ジブリ映画「風立ちぬ(2013)」に登場して一躍話題となったレトロなお菓子『シベリア』についてご紹介。

シベリアと聞くと、ロシアの地名が思い浮かぶ方もいると思います。

ここでは、お菓子の『シベリア』とロシアとの関係や名前の由来、映画での登場シーンなどをご説明します。

ジブリ映画「風立ちぬ」に登場するお菓子『シベリア』とは?

『シベリア』とは、羊羹や餡子(あんこ)を、カステラにサンドした日本のお菓子。

ジブリ映画「風立ちぬ」に登場する『シベリア』は3層で三角形のものですが、5層のものや長方形にカットされたものもあります。

山崎製パンから販売されている5層の「三角シベリア」(出典:yamazakipan.co.jp

『シベリア』は、カステラ生地を敷いた上に、溶けた状態の羊羹や餡子(あんこ)を流し込み、さらにその上にカステラを被せて作られます。

通常の製菓工場では、たとえばお饅頭を作る場合は、餡子は仕入れて外の生地だけを内製するなどの手法がよくとられます。

しかし、シベリアの場合はカステラと羊羹(または餡子)をすべて内製しなければならず、製造効率が悪いことから、次第に廃れていきました。

現在では、昭和初期の日本を描いたジブリ映画『風立ちぬ』で登場するなど、〝懐かしいお菓子〟として語られることが多いです。

上の画像のように「山崎製パン」や、横浜桜木町の老舗ベーカリー「コテイベーカリー」など一部のメーカーで今でも製造されています。

ロシアに関係がある?『シベリア』の名前の由来

シベリアと聞くと、ロシアの地名が真っ先に思い浮かびます。

ですが、お菓子の『シベリア』とロシアのシベリア地方の関係については、今のところわかっていません。

ただ、発祥はロシアでないことは確実とされています。

日露戦争に出兵した職人がつくったとされる説や、形をシベリア地方の永久凍土に見立てたという説などがあります。

シベリアは大正時代に作られた?

1995年に発刊された、古川緑波(ふるかわろっぱ/1903〜1961)という昭和初期の喜劇役者のエッセイ「ロッパの悲食記」によると、『シベリア』は大正時代にはすでにあったとされています。

大正時代には、〝ミルクホール〟という喫茶店の前身とされる飲食店が市街地のいたるところにありましたが、そのミルクホールで『シベリア』が提供されていたことが記されています。

こちらの本は、amazonで入手できるので気になる方はチェックしてみてください。

映画「風立ちぬ」での『シベリア』の登場シーン

「風立ちぬ」では、街の商店でシベリアを買った主人公・堀越二郎が、路上にいる弟を背負った女の子に「それ」を手渡そうとするシーンが出てきます。

しかし、女の子はシベリアを受け取らず、二郎は結局、下宿に持ち帰って同僚と食べることになります。

「風立ちぬ」で登場するのは三角形で3層のもの。新聞にくるまれているのが時代を感じさせます。

ちなみに、上でご紹介した「コテイベーカリー」では創業の大正5年からずっと同じ3層の三角形のシベリアを作っています。

コテイベーカリーのシベリア(出典:instagram

これは推測ですが、シベリアは資料があまり残されていませんし、形も同じですから、映画の制作の際にコテイベーカリーの商品が参考にされた可能性が高いです。

映画のなかでの登場シーンをぜひチェックしてみてくださいね。

『シベリア』はコンビニで買える?

2020年12月時点で、コンビニのデイリーヤマザキで販売されているという情報が見つかりました。

ただ、「4個入りしか売ってない…」などのコメントも。

お近くのデイリーヤマザキでぜひチェックしてみてくださいね。


いかがでしたか?

ジブリ映画「風立ちぬ」で一躍話題となったレトロなお菓子『シベリア』をご紹介しました。

横浜近辺にお住まいの方は、上でご紹介したコテイベーカリーにぜひ脚を運んでみてください。

デイリーヤマザキでも販売されているようなので、チェックしてみてくださいね。