ふだん料理をしていて、包丁の切れ味が悪くなってきたな・・・と感じることは少なくないはず。
ただ、レンガ状の砥石で研ぐのは少し技術が必要ですし、使い方をひとつ間違えると危ないことも・・。
簡単&安全に包丁の切れ味を上げることができる『包丁研ぎ器(シャープナー)』があると、キッチンで重宝されます。
こちらでは、できるだけ安く購入でき、かつ寿命が長い『包丁研ぎ器(シャープナー)』を厳選して5つご紹介します。
目次
「包丁研ぎ器(シャープナー)」には〝両刃用〟と〝方刃用〟の2種類がある
包丁には、
- 両刃(りょうば)
- 片刃(かたは)
の2種類があります。
上の図のように、2つは、刃先の形が違っています。
家庭のキッチンでよく使われる〝三徳包丁〟などは、「両刃」。
一方、魚をさばくときに用いられる〝出刃包丁〟などは「片刃」です。
『包丁研ぎ器(シャープナー)』には、「両刃用」「片刃用」の2種類があり、それぞれに対応したものを使用する必要があります。
『包丁研ぎ器(シャープナー)』を選ぶときは、まず、研ぎたい包丁の形を調べてから検討するようにしてくださいね。
安くて寿命が長い!おすすめの「包丁研ぎ器(シャープナー)」・5選
以下では、安くて寿命が長いおすすめの『包丁研ぎ器(シャープナー)』を厳選し、おすすめ順にご紹介。
ご紹介する5つは、すべて両刃用です。
1位:【ベストセラー1位】下村工業 ヴェルダン ダブル シャープナー(両刃用)
まずは、amazonの〝キッチン用研ぎ器〟カテゴリでベストセラー1位の商品。
シャープナーには外国製のものも多いのですが、こちらは包丁メーカー・下村工業(新潟県)による安心の日本製。
包丁の差込口が2つあり、ダイアモンド素材による「荒研ぎ」と、セラミック素材による「仕上げ」により、切れ味を簡単に上げることができます。
使い方はとても簡単。
1.カバーを外し、フチまで水を入れる
2.カバーをして、「荒研ぎ(先端側)」で包丁を前後に10往復する
3.「仕上げ(持ち手側)」で包丁を前後に10往復する
たったこれだけです。
口コミでは、
まずは、日本メーカーで選びました!
早速、説明書き通りに研いでみると、驚くほどに切れ味がもどり、手の負担が無くなりました。
(中略)
取り外して洗って使用できるので、長く使えそうです。
出典:amazon
ヴェルダンの包丁と一緒に購入。
わずかに刃こぼれが出てきたタイミングで初めて研いでみましたが、効果絶大です。
刃こぼれがなくなり、切れ味が戻りました。
出典:amazon
など、切れ味を戻す力や寿命へのコメントが目立ちます。
16,136個の評価がついて、平均☆4.3という圧倒的な高評価(※2024年3月時点)。
こちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
2位:京セラ ロール シャープナー ファインセラミック RS-20BK(N)(両刃用)
続いても、両刃用の包丁研ぎ器(シャープナー)。
日本最大手の精密機器メーカー・京セラによるもの。
研石部には、京セラが刃物用に開発した〝ファインセラミック〟と呼ばれるとても精度の高い素材が使われています。
このファインセラミックは、〝硬くてしなる〟のが最大の特長。
技術力の結晶とも呼べる素材で、磨き上げる力と耐久性(寿命)のふたつを備えています。
通常の包丁研ぎ器(シャープナー)では、「荒研ぎ」と「仕上げ」で差込口がわかれていますが、こちらは、上画像のように差込口がひとつ。
10回程度、矢印の方向に前後させれば、切れ味がものすごくあがります。
口コミでは、
京セラロールシャープナー
恐ろしく長持ち。
他のも少し浮気したことがありましたが、すぐに研げなくなるので
結局コレに逆戻り。
気がつけば15年で3個目購入。
出典:amazon
結果的に月1回たった30秒で切れ味抜群になりますし、
本当に買ってよかった商品です。
出典:amazon
切れ味が見違える如く蘇りました。
レビューで言われているように、新品の包丁のようになります。
出典:amazon
など、耐久性(寿命)や切れ味への称賛の声が並んでいます。
amazonでは13,005個もの評価が入って☆4.0(※2024年3月時点)。
日本を代表する精密機器メーカーの技術力の高さを実感できるシャープナー。
こちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
3位:貝印 シャープナー ダイヤモンド&セラミック(両刃用)
続いては、貝印から出ている日本製の包丁研ぎ器(シャープナー)。
こちらは、3つの差込口があるタイプです。
先端より、
- 粗刃付け:10回(ダイヤモンド)
- すり減った刃先を削りとる
- 角刃落とし:10回(セラミック)
- 刃先をさらに薄くすることで、切れ味を向上させる
- 仕上げ刃付け:5回(セラミック)
- 先端をなめらかにする
1→3の順に包丁を研いでいきます。
使い終わると、コンパクトにまとまるのも魅力。
刀を鞘(さや)におさめたときのような、少年心をくすぐるフォルムになります。
口コミでは、
切り難くなっていた鳥皮もスパッと切れるようになりました。
早く買えばよかったです。
出典:amazon
高級な包丁を砥石でしっかり研いだものには敵わないんでしょうが、そこまでこだわりがない者が普段研ぐにはこれで十分です。
研いだことを何も言わなくても「お?!包丁研いでくれたの?切れ味が全然違うね。」と夫が気づいたくらいに変わりました。
出典:amazon
など、切れ味の変わりように驚いた、という声が並んでいます。
amazonでは、14,645個ものの評価がついて☆4.2(※2024年3月時点)。
また、2024年3月時点では、通常¥2,420のところが、amazonで¥1,491で購入できます。
こちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
4位:【Amazon’s Choice】片岡製作所 庖丁とぎ器 ウォーターシャープIII M151(両刃用)
続いても、日本製の両刃用シャープナー。
こちらも、3つの差込口がついています。
本体に水を入れ、グリップに近い方から
- 荒砥石(青)
- 中砥石(白)
- 仕上げ砥石(ピンク)
の順で、7〜8回包丁を前後させます。
交換用の砥石が別売されていますので、予備でもっておくと繰り返し使い続けることができます。
口コミでは、
私は調理の仕事をしていますが、刻みものをするとすぐに包丁が切れなくなります。
私も一応プロですので砥石を使って包丁を研ぎますが、包丁を研ぐのは正直言ってめんどくさい。
砥石で研ぐと時間もかかるし手も汚れるし包丁が金臭くなるし、できればパッパッパと終わればこんなに楽なことはありません。
出典:amazon
3つの荒さの違う砥石で水を使い、簡易ながらも本格的な包丁研ぎが出来ます。
出典:amazon
など、調理のプロからも絶賛されるほどの使い勝手。
上でご紹介したシャープナーより値段が少し高いのが・・・ですが、amazonでは☆4.1(※2024年3月時点)と好評です。
こちら(↓)チェックしてみてくださいね。
詰め替え用の砥石はこちら。
5位:Odejaa 包丁研ぎ器 シャープナー(両刃用)
最後は、持ちやすさに徹底的にこだわって作られた包丁研ぎ器(シャープナー)。
人間工学に基づいて設計されたデザインの持ち手と、滑り止めがついたハンドルで、安定して研ぐことができます。
包丁の場合は、
- 2:粗研ぎ
- 3:細研ぎ
- 4:仕上研ぎ
の順に、それぞれ4〜5回動かして研ぎ上げます。
また、グリップに一番近い部分に「はさみ研ぎ」が付いていて、ハサミを研ぐことができます。
口コミでは、
包丁はもちろん、はさみの切れ味がよくなりました。
出典:amazon
今までに無い研ぎ味、ハサミも問題なく研げます
出典:amazon
など、ハサミの研ぎ味への称賛が目立ちます。
1台で「ハサミも包丁も研ぎたい!」という方は、ぜひ検討してみてくださいね。
いかがでしたか?
安くて研ぎ味がよく、さらにできるだけ耐久性があって寿命の長い『包丁研ぎ器(シャープナー)』を5つ厳選しました。
ふだんレンガ状の砥石を使っている方も、シャープナーに切り替えるととても楽に包丁を研ぐことができるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。