USJの再建者として知られる、日本を代表するマーケター・
ハリーポッターエリアの設立などによりUSJの年間集客数を約2倍に伸ばした功績で知られる森岡毅ですが、2015年ごろからマーケティングのノウハウやキャリア形成についての書籍をいくつか執筆されています。
こちらでは、口コミ評価や売れ行きなどから森岡毅著作のおすすめの本を厳選し、ランキング形式でご紹介。
参考にしてみてくださいね。
目次
USJの救世主!天才マーケター・森岡毅のおすすめ本ランキング・6選
1位.『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』(2016年・森岡毅)
まずは、森岡毅の書籍のなかでもっとも有名な、売れ筋の一冊。
この本の特徴は、具体例が豊富なことと、マーケティングの初心者が読んでも理解しやすいようとても簡単な言葉で説明されていることです。
例えば、「100人の軍隊と80人の軍隊が戦ったときに後者が勝つにはどのような戦略を立てるべきか」など、とても具体的で、誰が読んでもスッと腑に落ちる論理が展開されています。
そもそも曖昧な言葉である〝マーケティング〟の定義を、森岡毅は「売れる仕組みをつくること」としています。
マーケティング思考を事業に取り入れることで、不確実性を極限まで減らし、勝率を高める。
そうしたマーケティングの基本的な考え方が、自身の経験をベースにして丁寧に記されています。
amazonでは、2024年3月時点では、3,988件もの口コミが寄せられて評価は平均☆4.5。
森岡毅の考え方を知りたい方やマーケティング初学者の方におすすめで、まず初めにこちらの本を手に取って失敗はありません。
口コミでは、
実践に裏打ちされた話は、とても参考になります。
内容の大半が、体験をもとに書かれている、といってもいいかもしれません。
何度も読み返したいと感じました。
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もっと早く読むべきだった!!
少なくともこの日本で商売を生業としている人は知っていて損はないマーケティングの教科書的一冊。
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森岡氏の実体験からくるメッセージにはとてもリアリティがあり実学が学べますし、マーケティング思考についても大枠がしっかり理解できます。
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と、実体験をベースにわかりやすく書かれていると絶賛されています。
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2位.『苦しかったときの話をしようか』(2019年・森岡毅)
続いては、キャリア設計に悩んでいる方におすすめの本。
森岡毅が大学生の娘のために書き溜めていたプライベートな文書をベースに、書き上げられた一冊です。
彼の名言のひとつに「弱みが強みに変わることはない」というものがありますが、この考え方が本書では一貫されています。
まず自分の強みを正確に把握した上で、資本主義社会で賢く生きていくための戦略が、森岡自身が苦しかった時期のエピソードを交えて記されています。
商品や事業ではなく、自分自身のマーケティングについての本ともいえます。
amazonでは、5,133件もの口コミが寄せられて、評価は平均☆4.5。
口コミでは、
著者の経験に裏打ちされた具体的な言葉の一つ一つが胸に刺さります。
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ボーッと生きてきた30歳に刺さる内容だった。
覚悟を決めたくなる、これから行動を起こすキッカケに充分な一冊。
生き方や仕事に行き詰まる人は是非読んでみてください。
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ただ熱いだけでなく、ものすごく実践的なので、実生活に取り入れています!
満足度、めっちゃ高いです!
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と、森岡剛の具体的な過去が記されていることや、文章を通して伝わってくる熱量、実践的な点などが絶賛されています。
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3位.『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』(2016年・森岡毅)
続いては、アイディアの出し方やその実践の仕方について学びたい方におすすめの本。
集客数が落ち込んでいたUSJを再建するとき、森岡毅が実践した手法が紹介されています。
この本のポイントは、アイディアとは何も偶然から湧き上がってくるものではなく、〝確率〟だと述べられている点です。
「右脳による天才的な閃きは必要ない」としている点で、述べられている思考法はとても再現性が高いです。
2024年3月時点では、amazonでは1,763件の口コミが寄せられて、評価は平均☆4.5。
口コミでは、
USJを復活させた革新的な策を生み出すまでの過程が描かれており、ものの見方、考え方について学べる。
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生きた事例を中心に学べる、生きたマーケテイングの教科書だと思う。
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ビジネス本としても面白いですが、ドラマ化出来るんじゃないか?というくらい、読み物としてシンプルに面白い。
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と、実例をベースに書かれていて説得力があることや、読み物としての面白さが絶賛されています。
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4位.『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』(2020年・森岡毅)
続いては、リーダーシップについて学びたい方におすすめの本。
リーダーシップとは「意図的に経験を貯めることで身についていく後天的なスキルである」とし、説得力のあるリーダー論が展開されています。
こちらも森岡毅の他の本と同様、自身がリーダーとして悪戦苦闘した具体的なエピソードをベースに記されているため、内容に深みがあり実践的です。
ただの理論ではなく熱意を感じさせる本で、読みながら「行動しよう!」と勇気をもらえる人も少なくないはず。
amazonでは、2024年3月時点では、1,318件もの口コミが寄せられて評価は平均☆4.3。
口コミでは、
心が動き、勇気がわきました!
行動につなげ、やりきった毎日を生きようという結論にいたる本です。
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著者のパッションが汗共にほとばしるような本です。
是非、一読をお勧めします。
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どれも筋が通っていて、深く納得させられた。
時間を忘れて一気に読んでしまった。
ついやってしまいがちな「褒める」ことがリスクになるという部分にもはっとさせられた。
深い学びのある本との出会いに感謝。
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と、熱量の凄さや、論理の一貫性、実践的である点などが好評です。
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5位.『マーケティングとは「組織革命」である。』(2018年・森岡毅)
続いては、組織のマネジメントや提案の通し方などで参考になる本。
上でご紹介した『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』のリーダーシップ論にも通ずるところがありますが、組織で人を動かす方法が実体験を踏まえて描かれています。
決してマネージャーや上司の立場の人向けに書かれているわけではなく、部下が上に提案を通し、組織を変えていくための具体的な方法も記されています。
一見マーケティングと関係がないように思えますが、会社や上司に提案を受け入れてもらうときにも実はマーケティングのスキルが必要、というのが本書のひとつの大きなテーマです。
amazonでは、2024年3月時点では、947件の口コミが寄せられて評価は平均☆4.4。
口コミでは、
森岡氏の著作は基本 全部好きですが、ビジネス本としてはこの作品が最高傑作だと個人的に思っています。
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自分の成長に応じて、内容の吸収度合いが変わってくるような本だと感じます。
新人、管理職、社長、オーナー、どの立ち位置の人が読んでも唸るような仕立てです。
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ビジョンも戦略もない多くの企業で、中間管理職が、どう人と組織を動かしていくか、あまりのリアルさとロジックに驚きました。
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と、組織のどの立場の人が読んでも参考になることや、説得力の高さが好評です。
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6位.『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』(2016年・森岡毅 今西聖貴)
最後は、森岡毅とともにUSJの再建に尽力し、現在(※2024年3月時点)は株式会社刀でマーケティング支援をおこなっているアナリスト・今西聖貴との共著。
マーケティングというと閃きや感覚がイメージされがちですが、こちらはの本では「確立思考」「数学マーケティング」と題されているように、定量的に勝率を上げるためのノウハウが惜しみなく紹介されています。
〝数学〟というだけあり慣れないうちは難しく感じる数式もいくつかありますが、具体例も多く、粘り強く読むことで日本を代表するマーケターの思考法が少しずつ見えてくるはず。
マーケティングに関わる職種の人は教科書として持っておきたい、超実務的な一冊です。
amazonでは、2024年3月時点では、983件の口コミが寄せられて評価は平均☆4.3。
口コミでは、
抽象的になりがちなマーケティングの理論を数字を用いて解析していて、再現性も高く、理解がかなり進みました。
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何度も読み返して、普段自分が解決したいことに結びつき実践しようと思えました。
すこし難しさは感じるが、この難しさを理解(自分なりに)できれば、一歩前進できますよ
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数式などは文系には難解だが、概要だけでもとても良質である。
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と、充実した濃い内容が好評です。
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森岡毅とは
神戸大学経営学部を卒業後、P&Gジャパン・マーケティング本部に入社。ブランドマネージャー等を歴任し、2010年にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)にヘッドハンティングで入社します。
当時集客数の落ち込みが激しかったUSJで、子持ちのファミリー層を取り込むための施策として「ユニバーサル・ワンダーランド」を開設し、その後ハリーポッターエリアをオープンするなどし、年間集客数を入社当時の2倍までV時回復させています。
2017年にUSJを退社し、「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に」をビジョンとした株式会社刀を設立。
西武園ゆうえんちの再興や、沖縄のテーマパーク事業への着手など、幅広いマーケティング事業を展開しています。
いかがでしたか?
マーケティングの教科書として使用できるものや、リーダシップについて学べるもの、キャリア形成に悩んでいる方におすすめのものなど、実用的なさまざまな本が出版されています。
著作数自体はそれほど多くないものの、さすが日本を代表するマーケターだけあり、どの書籍もビジネス書としては大ヒットしていて口コミ評価もとても高いです。
まずは一冊手に取ってみてくださいね。