せっかく香川に来たら、讃岐うどんを食べたいですよね?
ただ香川県は〝コンビニの数よりうどん屋の数の方が多い〟といわれるほどうどん屋がひしめいているため、どのお店に行くべきか迷ってしまう人は少なくないはず。
せっかくなら、名店に脚を運びたいもの。
こちらでは、地元民御用達の隠れた名店から雑誌などに取り上げられる超有名店まで、一度は行くべき香川県のうどん屋を6つ厳選してご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
なお、インターネット通販などでは販売されていない、絶対に現地で買うべき香川県のお土産を知りたい方は、あわせてこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
目次
地元民の御用達から超有名店まで!一度は行くべき香川のうどん屋・6選
1.滝音(香川県木田郡三木町)
まずは、香川県の東讃地区・三木町に位置するセルフのうどん店。
連日地元民が行列をなす人気のうどん屋で、せっかく香川に来たらな一度は行くべき◎
なかでも名物は、『まかないぶっかけ(冷・温・そのまま)』というぶっかけうどんです。
牛肉やわかめ、レモン、大根おろし、お揚げ、温玉などが惜しみなく載せられたぶっかけうどんで、元は名前の通り〝まかない料理〟としてスタッフに振る舞われていたものと想定されます。
下画像のようにとにかくボリューム感があります。
麺はしっかりとコシのある王道の太麺で、なめらかな醤油出汁と絡んで最高に美味しいです。
雑然とした店内は横並び席も多く、とくに平日の昼時は作業着を着た男性や三木町近郊のサラリーマン、家族連れなどでごった返しています。
またスタッフの方の愛想がとても良く、うどんの味や食感に加え、そうしたことも地元民やコアなうどん好きから熱狂的に愛される所以なのでしょう。
ちなみに自動車で観光される方は、高松駅から35分程度、高松空港から20分程度の場所に位置しています。
観光ルートによってはアクセスがあまり良くないかもしれませんが、一度は行くべき名店です。
店名 | 滝音 |
営業時間 | 10:00~15:30/月曜定休 |
所在地 | 香川県木田郡三木町大字上高岡266-1 |
2.ざいごうどん本家 わら家(香川県高松市屋島中町)
続いては、藁葺き屋根と水車で有名な「ざいごうどん本家 わら家」。
〝屋島の戦い(源平合戦)〟でも有名な屋島の麓に位置する、趣のある讃岐うどんの名店です。
なかでも名物は、茹でたうどんを冷水で締めずに提供される『釜揚げうどん』。
表面にぬめりがあるのが特徴です。
讃岐うどんの定番・ぶっかけうどんなどとはまた違った、すすったときのややぬめっとした喉越しを、特性のつゆと一緒に楽しむことができます。
うどんもそうですが、この時代にはとても再現できない、藁葺きの店内の雰囲気を楽しんでみてください。
一度は行くべき讃岐うどんの名店として、雑誌やwebメディアで必ずといって良いほど取り上げられる人気の『わら家』。
ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | ざいごうどん本家 わら家 |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
所在地 | 香川県高松市屋島中町91 |
3.三好うどん(香川県三豊市高瀬町)
続いては、〝高瀬茶〟で有名な香川県三豊市高瀬町のうどん店。
もちもちとしたコシのある中太麺と特製出汁の相性がとても良く、香川県の西讃地域ではダントツで人気の高い讃岐うどんの名店です。
また、サイドメニューの天ぷらも人気。
香川県内のセルフの讃岐うどん店では、揚げられてから時間が経った天ぷらが置かれていることが一般的ですが、『三好うどん』の天ぷらは注文してから揚げられるので熱々の状態で楽しむことができます。
「食べログ うどん WEST 百名店 2020」にも選出されたことで、全国的にも有名な『三好うどん』。
木の温かみがある内装も素敵で、落ち着いて食事ができます。
場所は少し分かりにくいですが、西讃を観光される方は絶対に行くべき讃岐うどんの名店です。
店名 | 三好うどん |
営業時間 | 10:00~14:00/日曜・祝日定休 |
所在地 | 香川県三豊市高瀬町比地1583-1 |
4.手打十代 うどんバカ一代(香川県高松市多賀町)
続いては、名物『釜玉バターうどん』で知られる、一度は行くべき香川の名物うどん店。
連日早朝から『釜玉バターうどん』を求めた来訪客で長蛇の列ができています。
出汁醤油にもちもちとしたコシのある讃岐うどんとバターが合わせられたもので、生卵を割り入れて召し上がります。
讃岐うどんならではの麺や出汁に濃厚なバターが加わることで、まるでカルボナーラのような和洋折衷の美味しさを楽しむことができます。
『釜玉バターうどん』のインパクトが強いだけに他のメニューが語られることが少ないのですが、提供されている釜ぶっかけうどんや肉うどん、ざるうどんも王道の美味しさです。
なお、香川に来たら絶対に行くべき名店「手打十代 うどんバカ一代」は、早朝6時から営業されています。
〝朝うどん〟を食べにぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 手打十段 うどんバカ一代 |
営業時間 | 6:00~18:00 |
所在地 | 香川県高松市多賀町1-6-7 |
5.八十八庵(香川県さぬき市)
続いては、四国八十八か所霊場の最終寺・大窪寺の門前にあるうどんの名店「
こちらの名物は、『打ち込みうどん』。
自家製の白味噌で仕立てられた熱々の汁の中に、大根やにんじん、里芋、ごぼう、豆腐、豚肉、ねぎなどが入れられた贅沢な逸品です。
「八十八庵」や大窪寺の辺りは、香川県内では随一の紅葉の名所としても知られていて、とくに11月頃は紅葉と『打ち込みうどん』を求めた多くの観光客で賑わいます。
熱々の『打ち込みうどん』は、肌寒い季節には至福で、野菜もたくさんとれて体がホカホカと温まります。
秋口から春先にかけて香川県を観光される方は、絶対に行くべき讃岐うどんの名店「八十八庵」。
ぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 八十八庵 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
所在地 | 香川県さぬき市多和兼割93-1 |
6.手打ち麺や 大島(香川県高松市太田下町)
最後は、地元密着型の讃岐うどんの名店。
麺も出汁もいわゆる讃岐うどんの王道をいくもので、〝香川県民にとっての日常のうどん〟を楽しみたい方は「手打ち麺や 大島」に行くべきです。
なおうどんは、半玉150円、1玉220円、2玉300円と、とてもお手頃です。
うどんの他には蕎麦やトッピングの天ぷらもおすすめ。
讃岐の蕎麦は、京都や東京でイメージされるそれとは異なり、麺は太く、うどん出汁(いりこ出汁)で提供されます。
「手打ち麺や 大島」に通う常連客も毎日うどんだと飽きてしまいますから、バリエーションをつけるために蕎麦を頼む人も少なくありません。
地元民に愛される、一度は行くべき名店「手打ち麺や 大島」にぜひ脚を運んでみてくださいね。
店名 | 手打ち麺や 大島 |
営業時間 | 10:00~15:00/第1・3・5日曜定休 |
所在地 | 香川県高松市太田下町3013-1 |
一度は行くべき香川のうどん屋のまとめ
以上、一度は行くべき香川のうどん屋を6つ厳選してご紹介しました。
香川県民が日常的に通ううどん屋を求めている方は『滝音』や『手打ち麺や 大島』を、全国的に知られる観光名所を押さえておきたい方は『わら家』や『八十八家』、『三好うどん』を、変わり種の名物うどんを楽しみたい方は『手打十代 うどんバカ一代』をチェックしておくとまず間違いはありません。
各名店で、コシのある讃岐うどんを楽しんでくださいね。